Ryu's Cafe ~限りなく村上龍のことを知るカフェ~ 空港にて (文春文庫) |村上 龍 忍者ブログ
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その鋭い独特の視点と多彩な才能で、小説だけでなく各分野で活躍するアグレッシブな寓話作家の一人である村上龍の作品をとりあげています。

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空港にて (文春文庫)空港にて (文春文庫)
村上 龍
文藝春秋 刊
発売日 2005-05
オススメ度:★★★




感性 2009-10-11
日常的ないろいろな場面から作者らしい感性が見られました。人はちょっとしたことでも気付かないことや、人に傷つけられたり、感動したりするもの。居酒屋やコンビニ、公園なんかでもさまざまなことを発見できるのもだなと思いました。龍さんのアンテナの鋭さに驚きです。

資本主義国家ニホン 2008-09-07
コンビニ、居酒屋、カラオケ、空港、駅前、公園、パチンコ。日本。

いままで村上龍さんの本はいくつか読んだ。でも、今思うとその動機はネームバリューだった。お金なく、社会的立場もない者の僕からすると、この人は外から日本を見ているんだ、という気持ちがあったのではないかと思う。

しかし、この人(小説)はきちんと内から見ている。見れる人だったんだ。もしかしたら前に読んだ小説を理解するには自分の何かが足りないのかもしれないと思い出してきたぞ。

龍さん!この日本の腐ったシステムぶっ壊して。少しでも良いから。

人それぞれ 2008-06-07
人それぞれだよ。と言うのは楽だけど、そこで思考停止しない村上龍の想いが顕れていると思った。
空港にてが一番分かりやすかった。
色々な形で救われる人間が居る。

男にはロマンチシズムがあり

女にはリアリズムがある。

相互的に関係を高められるような関係は理想だと思える。


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プロフィール
HN:
ドヤ顔の人
性別:
男性
趣味:
読書(ビジネス書・小説)・ネットサーフィン・スノボー
自己紹介:
学生の頃から村上龍のファンで「コインロッカーベイビーズ」に衝撃を受け、「五分後の世界」「愛と幻想のファシズム」「半島を出よ」などの構築系の作品が大好きです。最近の龍さんの興味は経済にシフトしていますがものすごく勉強になってます。
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