その鋭い独特の視点と多彩な才能で、小説だけでなく各分野で活躍するアグレッシブな寓話作家の一人である村上龍の作品をとりあげています。
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美しい時間 特別書き下ろし小説(ケース入り2分冊)
村上 龍 /小池 真理子
ベストセラーズ 刊
発売日 2006-11-21
オススメ度:★★★★
大人におすすめします。 2007-03-04
小池真理子さんのファンなので、この本を手に取りました。
でも何故か村上龍さんの「冬の花火」のほうを興味深く読みました。
主人公の知人の死の真相が、わたしには最後までよくわからなかったのですが、 それはそれでいいかなと思わせるほど、大人な小説です。
全体に流れている、この年代でしか理解できないさみしさ、つらさを描いています。
50代、60代になってから読むとまた違った理解の仕方があるかと思いました。
小池真理子さんの作品はすべて読んでいますが、 この不思議な長さの小説は中途半端な感じがしました。
いつもの切ない長編か、小気味の良い短編か、 どちらかであったなら納得がいったのですが。
美しい本。 2007-01-14
美しい本です。小説自体が良いだけでなく、本文に雰囲気を表現したカラー写真や絵が多数使われており、淡いブルーとピンクの表紙も美しい。軽いしソフトカバーで持ちやすく、別の方も書かれているとおりコーヒー片手に飲みながら読める造本。中身を読む前に本づくりのこだわりを感じて嬉しくなりました。
小池真理子さんの『時の銀河』は、一場面一場面の情景とその展開がショートフィルムのように心地良く流れていきます。登場人物の心理や気分、その場の空気感が伝わってくる、とでも言えばいいでしょうか。ほろ苦さや切なさに満ちていながらも、ガラス窓の外に「青白く透明な月の光が射している」ように、これからも続いていく“美しい時”への予感を湛えた一作。
村上龍さんの『冬の花火』は、ワインやステッキや料理などこまごました情報量が多めで、個人的にはもっとシンプルで良いのに、と思ってしまいましたし微妙に浅薄な印象を受けましたが(それで星一つ減らして4つ)、それはそれで味わいもある佳品でした。
コーヒー片手に… 2006-12-01
ネスカフェゴールドブレンド25周年記念キャンペーンのために書き下ろされた二つの恋愛小説。村上龍氏の男性の視点で書かれた恋愛と、小池真理子氏の女性の視点での恋愛。どちらも中高年を主人公にすえ、人生を振り返りつつ、でも未来をも予想させる渋い仕上がり。
どちらもコーヒー1杯を飲み終えるまでに読破できる、手軽な書といえます。
素敵な絵や写真もちりばめられて、ゆったりとした時が過ごせる事請け合いです。価格はちょっと高いと思うのですが、お洒落な装丁にまあ、こんな本があってもいいなと、自分を納得させた次第。
さらに詳しい情報はコチラ≫
村上 龍 /小池 真理子
ベストセラーズ 刊
発売日 2006-11-21
オススメ度:★★★★
大人におすすめします。 2007-03-04
小池真理子さんのファンなので、この本を手に取りました。
でも何故か村上龍さんの「冬の花火」のほうを興味深く読みました。
主人公の知人の死の真相が、わたしには最後までよくわからなかったのですが、 それはそれでいいかなと思わせるほど、大人な小説です。
全体に流れている、この年代でしか理解できないさみしさ、つらさを描いています。
50代、60代になってから読むとまた違った理解の仕方があるかと思いました。
小池真理子さんの作品はすべて読んでいますが、 この不思議な長さの小説は中途半端な感じがしました。
いつもの切ない長編か、小気味の良い短編か、 どちらかであったなら納得がいったのですが。
美しい本。 2007-01-14
美しい本です。小説自体が良いだけでなく、本文に雰囲気を表現したカラー写真や絵が多数使われており、淡いブルーとピンクの表紙も美しい。軽いしソフトカバーで持ちやすく、別の方も書かれているとおりコーヒー片手に飲みながら読める造本。中身を読む前に本づくりのこだわりを感じて嬉しくなりました。
小池真理子さんの『時の銀河』は、一場面一場面の情景とその展開がショートフィルムのように心地良く流れていきます。登場人物の心理や気分、その場の空気感が伝わってくる、とでも言えばいいでしょうか。ほろ苦さや切なさに満ちていながらも、ガラス窓の外に「青白く透明な月の光が射している」ように、これからも続いていく“美しい時”への予感を湛えた一作。
村上龍さんの『冬の花火』は、ワインやステッキや料理などこまごました情報量が多めで、個人的にはもっとシンプルで良いのに、と思ってしまいましたし微妙に浅薄な印象を受けましたが(それで星一つ減らして4つ)、それはそれで味わいもある佳品でした。
コーヒー片手に… 2006-12-01
ネスカフェゴールドブレンド25周年記念キャンペーンのために書き下ろされた二つの恋愛小説。村上龍氏の男性の視点で書かれた恋愛と、小池真理子氏の女性の視点での恋愛。どちらも中高年を主人公にすえ、人生を振り返りつつ、でも未来をも予想させる渋い仕上がり。
どちらもコーヒー1杯を飲み終えるまでに読破できる、手軽な書といえます。
素敵な絵や写真もちりばめられて、ゆったりとした時が過ごせる事請け合いです。価格はちょっと高いと思うのですが、お洒落な装丁にまあ、こんな本があってもいいなと、自分を納得させた次第。
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Ryu's Bar
プロフィール
HN:
ドヤ顔の人
性別:
男性
趣味:
読書(ビジネス書・小説)・ネットサーフィン・スノボー
自己紹介:
学生の頃から村上龍のファンで「コインロッカーベイビーズ」に衝撃を受け、「五分後の世界」「愛と幻想のファシズム」「半島を出よ」などの構築系の作品が大好きです。最近の龍さんの興味は経済にシフトしていますがものすごく勉強になってます。
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