Ryu's Cafe ~限りなく村上龍のことを知るカフェ~ 新装版 69 Sixty nine |村上 龍 忍者ブログ
2024.11│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

その鋭い独特の視点と多彩な才能で、小説だけでなく各分野で活躍するアグレッシブな寓話作家の一人である村上龍の作品をとりあげています。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

新装版 69 Sixty nine新装版 69 Sixty nine
村上 龍
集英社 刊
発売日 2004-04-27
オススメ度:★★★★




当時を知る人にも知らない人にも! 2009-10-01
村上龍さんの秀作!
激動の1969年代のオマージュ。こんな時代が日本にもありました。今からだって遅くないよね?

秀作です。

楽しいだけじゃない楽しい小説 2009-09-09
村上龍氏の小説で最も好きな作品で,

あまりに「楽しい小説」というレビューが目立ったので私も少し書きたくなりました。


自伝的小説で,心から「楽し」める内容となっているが,

それは「村上龍之介」少年が実際に「楽しい」高校生活を送ったということを意味しない。

政治運動といった小さな地域社会では村八分確実な行動の「辛い」経験を

「村上龍」氏が長い時間をかけてユーモアーに昇華することに成功したのだと思う。


「ヤザキ」はもちろん著者がモデルである。

だが「イワサキ」も著者がモデルなのではないだろうか。

エピローグで「イワサキ」は美術学校に進学して女と同棲している事になっている。

著者のプロフィールと同じである。


自らの経験について,陽の部分を「ヤザキ」,陰の部分を「イワサキ」として書き分けたこの筆力にはうならざるを得ない。


このように捉えるとこの小説は「楽しい」だけでなく,

陰影に満ちた深みを感じさせてくれる。



著者は最後に,

主人公と同じ高校3年生にこの小説を読んでほしい,

といった意味のことを述べている。

実は私がこの本を買ったのは,その高校3年生のときだった。

そしてちょっと人生が狂った,「アダマ」のように。

村上龍の中では一番好き 2009-07-01
とにかく面白い!村上龍がこんなに笑わしてくれる本を書けるとは正直思っていなかった。

ストーンズ、ビートルズ、ドアーズ、1969年の音楽って最高だけど、ある意味佐世保も負けてないぞ!


さらに詳しい情報はコチラ≫


PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
←No.167No.43No.56No.45No.18No.85→
現在の時刻

Yahoo!ブックマークに登録
はてなRSSに追加
livedoor Readerに追加
My Yahoo!に追加
Googleに追加
goo RSSリーダーに追加
Powered by SEO対策 RSSプラス

Ryu's Bar


プロフィール
HN:
ドヤ顔の人
性別:
男性
趣味:
読書(ビジネス書・小説)・ネットサーフィン・スノボー
自己紹介:
学生の頃から村上龍のファンで「コインロッカーベイビーズ」に衝撃を受け、「五分後の世界」「愛と幻想のファシズム」「半島を出よ」などの構築系の作品が大好きです。最近の龍さんの興味は経済にシフトしていますがものすごく勉強になってます。
ブログ内検索
最新TB
最新CM
もちろん携帯で見る
RSS
カウンター